こんにちは！兵庫県西宮市に拠点を構え、外壁工事や止水工事、防水工事、漏水工事を手掛けております株式会社Style-Sです。
鉄筋コンクリートの建物は頑丈なため、住宅・マンション・ビル・工場など多種多様な構造物に用いられています。
しかし、経年劣化などによりひび割れが生じた建物は、現状を調べて補修工事を行い強度や性能を確保することが大切です。
今回は、構造物の適切な漏水診断と止水工法の選定についてご紹介します。
コンクリート構造物の特性
鉄筋コンクリートの構造物は、耐火性・耐震性・耐久性・気密性など優れた特性があります。
構造は鉄筋を格子状に組み立てて、使用目的に合わせて継ぎ合わせ、コンクリートで固めてつくられています。
コンクリートの中に鉄筋があるため、圧縮にも引張りにも強く、鉄筋を火から守り錆びの発生を防いでいるのです。
そのため、コンクリートの継ぎ目やひび割れ部分に漏水があると、鉄筋に損傷を与え電気系統にも影響を与える場合があります。
漏水診断
鉄筋コンクリート構造物の漏水診断は、漏水を確認した後に、その経路を特定しなければなりません。
欠陥となる部分を確認できたら、原因を考えながら状況を見極め、最適な工法で施工する必要があります。
水みちは実際より広範囲の可能性もあるため、衝撃などの外的要因や荷重、経年劣化、温度の影響も判断材料とします。
止水工法の選定
止水工法はひび割れ幅によって補修工法が異なり、0.1ミリより小さい場合は外的条件がなければ自癒作業により時間をかけて塞がるのが一般的です。
しかし、0.2ミリ以上の場合は、適切な補修材料を用いて直ちに密閉します。
工法は欠陥部分の表面をシールする方法、内部まで充填・注入補修する方法、アンカーを使用する方法があります。
補修材料の選定は、ひび割れ部分の範囲、施工場所の環境条件・補修後の仕上げなど状況に合わせて適切に選ぶことが大切です。
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